サービス紹介資料は、機能が多いことを伝えるだけでは検討につながりません。読み手が「自社のどの業務に使え、何を準備すればよいか」を判断できる必要があります。この記事では、提供範囲と役割、導入の進め方を整理する構成と図解見本を紹介します。
Roneoのスライドテンプレート
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伝えたい内容に合う型を選んで、あなたの資料に。
サービス紹介資料と会社紹介・営業提案書の違い
会社紹介は、提供する会社の事業や体制を理解してもらう資料です。サービス紹介は、あるサービスを利用する条件と、利用後の流れを説明します。営業提案書は、特定の顧客の課題に対してどの方法を選ぶかを提案します。
同じサービス紹介資料を初回接点の複数社に見せるなら、特定の企業の事情を前提にしすぎないようにします。ただし「すべての企業の業務を効率化」のように広げると、誰向けなのか分からなくなります。最初に向いている利用場面と、対象外の条件を書きます。
会社の背景を詳しく説明する場合は会社紹介資料、個別の選定理由や条件を伝える場合は営業提案書へ分けると、1つの資料へ詰め込みすぎずに済みます。
機能一覧より先に用意する情報
| 項目 | 読み手が知りたいこと | 記入のポイント |
|---|---|---|
| 対象 | どの部門・業務に向いているか | 規模や利用条件まで具体化する |
| 価値 | 今の何が変わるのか | 機能名だけでなく作業の変化を書く |
| 提供範囲 | どこまで含まれるか | 標準・オプション・対象外を分ける |
| 利用の流れ | 誰が何を入力し、何を受け取るか | 顧客側の作業も残す |
| 導入条件 | 準備するデータや担当は何か | 開始前に必要な事項を明記する |
| 料金・次の行動 | どう見積もり、どう相談するか | 課金単位・追加費用・窓口を示す |
「分析できます」なら、何を入力し、どの形式の結果を受け取り、その結果を誰が判断するかまで書きます。運用や判断を顧客に委ねる範囲が分かると、過大な期待を避けながら適合性を伝えられます。
仕組み・役割・導入を伝える3つのテンプレート
図は架空の遠隔監視サービスの例です。この記事では、サービス仕様の実在性や成果を主張せず、資料の組み立て方を説明します。
1.入力から結果までの流れを示す
AOBA-209は、データがセンサーから保守担当者へ届く流れと、設定が逆向きに戻る流れを分けています。矢印の向きと線種が違うため、情報を送る処理と、人が判断する処理を区別できます。

このテンプレートを、自分の資料に。
この図解のZIPを無料で受け取る →自分のサービスでは、利用者、入力、サービス内部の主な処理、出力、判断する担当を用意します。詳しい技術構成まで必要でなければ、処理を利用者が理解できる言葉にまとめます。
データ連携があるからといって、承認や意思決定まで自動になるとは限りません。見本も自動制御を対象外としています。対象外の処理は図の下へ短く明記し、矢印を安易に追加しないようにします。
2.提供者と顧客の担当範囲を分ける
AOBA-536は、導入形態ごとに、設備・情報基盤・通知・判断を誰が担うかを比較しています。内製か外部サービスかという大きな分類を、機能ごとの役割へ分解できます。

このテンプレートを、自分の資料に。
この図解のZIPを無料で受け取る →必要なのは、顧客側で残る作業、サービス側で引き受ける作業、外部パートナーの範囲です。「運用を支援する」とだけ書かず、設定変更、監視、問い合わせ、例外処理を個別に確認します。
この型は複数の提供形態やプランの説明に向いています。単一のプランしかなければ、存在しない選択肢を増やさず、顧客と提供者の2列に減らして構いません。役割の比較と価格の比較は、必要に応じてページを分けます。
3.導入の工程と、お客様に必要な準備を示す
AOBA-460は、棚卸・接続検証・試行・展開・移管を、担当と依存関係つきで示す図です。試行判定を通過してから展開するため、日程だけで一律に進む計画ではないと分かります。

このテンプレートを、自分の資料に。
この図解のZIPを無料で受け取る →使うときは、契約、素材の受け渡し、初期設定、確認、運用開始などを実際の提供手順へ置き換えます。顧客の確認が終わらないと進めない工程には、その条件を付けます。
見本の9か月を標準導入期間として流用しないでください。実際に確認した期間がないなら、「素材受領後に日程を確定」「試行結果を受けて展開日を相談」のように、日程の決まり方を説明します。
記入例:問い合わせ分類サービスを紹介する
以下は説明用の架空サービスです。実在するAI製品の機能・精度を表したものではありません。
| 利用段階 | サービスが行うこと | 利用企業が行うこと |
|---|---|---|
| 準備 | 入力形式と分類の設定を支援 | 対象の問い合わせ、分類基準、担当を決める |
| 受付 | 受け取った文章に分類候補を付ける | 提供してよい情報だけを入力する |
| 確認 | 候補と理由を確認画面に表示 | 分類を確定し、回答担当へ割り当てる |
| 改善 | 修正結果を振り返る一覧を用意 | 基準を見直し、変更を承認する |
紹介文は「問い合わせ対応をすべて自動化」ではなく、「分類候補を提示し、担当者による振り分けを支援」とします。回答の作成や顧客への送信が提供範囲にないなら、その点も明記します。
料金が月額固定でも、初期設定、対象件数の上限、追加支援が別費用なら分けて載せます。未確定の価格を作るのではなく、見積もりに必要な情報を示し、相談時に何を伝えればよいかを明確にします。
サービス紹介資料を組み立てる順序
- 対象と課題:どんな人のどんな業務に向くか。
- 価値:利用前後で何が変わるか。根拠のない成果数値は使わない。
- 利用の流れ:入力・処理・結果・判断を追えるようにする。
- 提供範囲:機能、担当、対象外を示す。
- 導入と運用:必要な準備、工程、開始後の支援を説明する。
- 料金と次の行動:条件と相談に必要な材料をまとめる。
画面のスクリーンショットを載せる場合は、何を見る画面なのかを1文で添えます。画面を並べるだけでは、機能と利用場面の関係を初めての読み手が理解しにくいためです。実装予定の画面なら、その状態も表示します。
Claudeにサービス紹介資料を依頼する指示文
添付のサービス仕様とRoneoのテンプレートを使い、初回説明用の資料を作ってください。
対象顧客と利用場面:[条件]
提供する機能・標準範囲:[確認済みの仕様]
顧客が行う作業・対象外:[担当と範囲]
料金と導入条件:[確定情報と未確定情報]
入力→処理→結果→人の判断の流れを示してください。
提供者、顧客、外部パートナーの役割を分けてください。
未提供機能、精度、導入実績、短縮効果を追加しないでください。
導入期間は根拠のある条件付きで示してください。
最後に相談時に必要な情報を置き、編集可能な16:9のPPTXにしてください。
完成後は「この資料を読んだだけで、自社に合うか、何を準備するか、次にどこへ相談するかが分かるか」を確認します。機能を増やすより、判断に必要な条件をそろえることが先です。
業務・データ・運用の変更を試行計画まで含めて提案する場合は、DX提案書で構成を確認できます。

テンプレートは、Claudeで再現するためのプロンプトZIPで提供します。完成したPowerPointファイルの配布ではありません。