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アライアンス提案書の作り方|相互補完・役割・試行条件が伝わる構成

アライアンス提案書の作り方|相互補完・役割・試行条件が伝わる構成:実際のスライドテンプレート

協業の提案で、互いの強みを紹介するだけでは、相手が何を提供し、何を得るかが決まりません。この記事では、地域のサービス会社の経営者や営業責任者に向けて、双方の担当、受渡し、負担、最初に試す範囲までを説明するアライアンス提案書の構成を紹介します。

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相手に依頼することと、こちらが担うことを対にする

この記事ではアライアンス提案書を、双方が資源や実務を持ち寄る協業案を検討する資料として扱います。自社の商品の購入を求める提案が中心なら、営業提案書の構成を使えます。

最初に、一社だけでは足りない条件と、協業によって試したい提供方法を書きます。顧客がいる、地域に詳しい、技術があるという表現は、対応件数や対象地域、提供できる業務まで具体化します。

双方の利点と負担を、同じ表で確認できる形にすることを勧めます。相手の希望を確認していない部分は、相手の意向ではなく自社からの提案として書きます。期待する成果と、合意済みの条件も分けてください。

提案書の基本構成

順序 説明すること 必要な入力
1 共通の対象と課題 顧客像、対象地域、現在の制約
2 相互補完 各社が提供する資源と不足する条件
3 提供の流れ 受付、実施、報告の担当と受渡し
4 負担と配分案 費用、工数、収入の計算単位
5 試行範囲 件数、期間、対象外、窓口
6 次の合意 評価方法、継続判断、未確認事項

会社紹介を長くするより、相手が判断するための条件を先に示します。共通のサービス説明はサービス紹介資料へ切り分けると、今回だけの役割分担を読み取りやすくなります。

役割と選択肢を整理する3つの実図解

以下は架空の保守網拡大を扱う見本です。提携の効果や締結実績を示すものではなく、検討中の条件と代替案を整理する構造を参考にします。

1.誰が何を渡すかを線で区別する

AOBA-106は、自社の保守事業を中心に、提携先、顧客現場、技術品質、情報システム、経営会議を結んだ関係図です。人やサービス、資金、記録や基準を異なる線で示しています。

自社育成・提携・買収の各案で人材、資金、情報の受渡しを整理した関係図
相互の受渡しを示す。自社育成・提携・買収の各案で人材、資金、情報の受渡しを整理した関係図。見本を詳しく見る ↗

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入力するのは主体、受渡しの内容、方向、確認状態です。実施を依頼する線と、費用を支払う線は方向が一致するとは限りません。線の種類だけに頼らず、短い説明を付けます。

見本の提携2社12名は検討上の設定であり、自社社員の増員ではありません。自社育成、提携、買収は代替案なので、それぞれの費用や人員を合算して確保済みと表現しないでください。

2.協業案を、前提と条件に分けて比較する

AOBA-488は、自社育成、保守会社提携、買収を並べ、背景、事業像、投資、リスク、判定を示す比較表です。固定する前提、変えられる前提、判断結果を区別しています。

3案の固定条件・変わる条件・判定方法を分けて並べた比較表
協業案と条件を比べる。3案の固定条件・変わる条件・判定方法を分けて並べた比較表。見本を詳しく見る ↗

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この型には各案で同じ期間・同じ対象の条件を用意します。初期費用と年間費用を別にし、立上げ時期と利用できる体制もそろえて書きます。空欄を費用0円や負担なしとして扱わないでください。

相互補完は、役割を分けただけでは説明しきれません。たとえば相手の地域対応に対し、自社が手順や記録を提供するなら、それを受け入れられるかが条件です。提携案が第一候補でも、未合意の条件は残します。

3.試行と追加判断を分ける

AOBA-514は、立上げの入口、体制の確保、到達点と判定という3段階に、育成・提携・買収の案を並べています。買収候補の精査と取得の決定が別であることも読めます。

3つの協業案について入口・体制・判定条件を並べ、未確定部分を点線で示す図
試行と保留を分ける。3つの協業案について入口・体制・判定条件を並べ、未確定部分を点線で示す図。見本を詳しく見る ↗

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入力するのは、直近に進める作業、必要な合意、次に判断する条件です。協業への関心が得られた段階と、実施条件が合意された段階を、同じ確定済みの色にしません。

この図は詳細な日程表ではありません。試行日の調整や担当者の稼働を管理するなら、ガントチャートに渡します。先の案まで並べる場合も、今回求める合意の範囲を一文で固定します。

記入例:訪問設定と遠隔支援を分担する

架空の森野サポートと港設備が、小規模店舗の機器設定を共同で支援する例です。画像の企業や金額とは別の説明用設定で、契約条件や実績を示すものではありません。

項目 森野サポートの案 港設備に依頼する案
持ち寄るもの 設定手順、遠隔確認、受付窓口 対象地域の訪問枠と現場確認
試行中の実務 申込確認、手順準備、完了記録 訪問設定、写真と結果の報告
対象外 機器修理、追加工事の確約 料金変更、対象外機器への対応
未確認事項 受付件数を週単位で絞れるか 訪問枠と報告方法に合意できるか

試行は4週間・8件を上限とし、売上の仮定を1件3万円と置くと、全8件実施時は24万円です。配分案を訪問作業1件1万8,000円、遠隔支援等1万2,000円とするなら、それぞれ14万4,000円、9万6,000円になります。

これは収入の配分例で、利益ではありません。交通費、準備工数、再訪問が含まれるかを別に確認します。8件未満の場合に固定費が残るなら、件数に比例する費用と分けて計算します。

継続判断には、対応できた件数だけでなく、報告不足、再訪問、問い合わせの引継ぎ時間を使う案を置きます。成果の目標は両社で相談するものとし、未合意の数値を提携先の約束として載せません。

相手に渡す前の確認項目

  1. 双方が得るものと負担するものが対応しているか。
  2. 相手の強みや稼働枠を、確認済み情報と提案に分けたか。
  3. 受付から完了までの主担当と、例外時の連絡先があるか。
  4. 初期費用、継続費用、収入、利益を混同していないか。
  5. 試行の終了、評価、次回判断を誰が決めるか。

資料上の合意事項は一覧にして、提案中、確認中、合意済みの状態を付けます。条件変更が起きたら変更日も残し、古い配分表だけが相手へ回らないよう、最新版の管理者を決めます。契約文面の作成や法的な有効性の判断は、この資料の対象に含めません。

打合せ後は、相手から追加された条件を元の提案と並べて確認します。対応地域が狭まった場合などは、期待する件数だけを据え置かず、試行の範囲と費用も見直してください。

Claudeに渡す指示文

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添付の検討情報とRoneoの見本で、協業提案書を作ってください。
対象顧客・課題:[内容]/自社と相手の提供資源:[確認状態付き]
担当・受渡し・費用・配分案:[条件]
試行期間・上限件数・対象外:[範囲]
双方の利点と負担を並べ、相手の意向を推測で確定しないでください。
提案中、確認中、合意済みを区別してください。
今回求める合意と次回の判断を分け、収入を利益と呼ばないでください。
文字と図形を編集できる16:9のPPTXにしてください。
自社育成・提携・買収の各案で人材、資金、情報の受渡しを整理した関係図

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